立會所・水屋
 

平面は、中廊下を持つ四間取り、南側には上質な8畳の「ざしき」を2室置き、中廊下を挟んで、北側に床の間付の3畳と、長4畳の「小ざしき」を配列している。北西端に上便所、北東端に下便所設けている。1坪(3.3u)の水屋が付属している。
 南側西端の「ざしき」には、床の間と棚の座敷飾りが備えられ、襖をはずせば一つの空間となる、続き座敷の形式が整った、接客座敷となっている。多人数の会議は南側で、北側の座敷は控の間と分けていたのだろう。客の動線は主屋だいどこ(みなみざ)から、縁側(廊下)で行き来し、生活動線とは分離されている。
 また、おもてざしきの南西隅には、濡れ縁が付けられていて、手洗い石があり、井戸や水琴窟、石燈篭が配されている。